夢・音楽館feat松浦亜弥

一言で言うと、この番組は松浦亜弥の戦場でした。
先日のライヴを見てある程度安心はしていたのですが、予想以上でした。
僕らの音楽の時に感じていた閉塞感は無く、音を楽しんでいる松浦亜弥が見えた感じです。
今回披露された曲は、『ね〜え?』『買物ブギー』『ドッキドキ!LOVEメール』『100回のKISS
『ね〜え?』が一番ジャズっぽかったかな?
アレンジに関しては、サビはいいんだけど、A・Bメロはちょっと今一つに感じた。
こういう曲調での歌い方は、ハマるなーとおもった。
『買物ブギー』は、ちょっとアレンジのキーが低いかな?って思って、物足りない気も少ししましたが、
ラストに合わせたキーの高さの調整なのかな?とも思いました。
この曲は初めて聴いたし、関西弁の歌を歌う松浦さんもおもしろかったです。
『ドッキドキ!LOVEメール』はウッドベーストロンボーンクラリネット、チューバのちょっと変わった取り合わせのカルテット。
もはや初期の頃の初々しさはなくなったけど、このバンドに合わせた歌唱法で良い感じです。
裏でリズム取るのがホントに気持ち良いアレンジになっています。
100回のKISS』はあまりジャズって感じではなく、端々にそれっぽいかなって程度でした。
歌唱の方もやや初期松浦亜弥の素っ気無さもありつつ、
現在の歌唱方法を自分の中で消化しているように感じました。これは全部の曲に言えるのですけどね。
今回はジャズアレンジと云う事で、朗々とした声の伸びの気持ちよさはあまり感じなかったけれど、
音楽プログラムとしては上質だと思いました。
ドッキドキ以外はビックバンド編成です。


歌パートと打って変わって、トークパートはアイドル・松浦亜弥な部分も見せつな、桃井さんとのやり取りも面白かったです。
今回、アレンジをした方とのお話もあり、
べた褒めっぽかったので、歌手・松浦亜弥を応援している身としては嬉しかったですね。
一番最初に書いた戦場と言う意味は、この話の内容を聞いて、私が思ったことです。
松浦亜弥の強みはこういったところなんだろうなーってね。


まだ思うことは色々有るけど、少し安心したっていうのは有りました。
とりあえずは見なさい。
松浦さんのこういうライヴに行きてー。


今3回目リピート中(23:15)
普段、批判とか愚痴ばっかり書いてる私がここまで褒めてるんだから、みんな見るべし。(笑
アイドルだと思って、松浦亜弥を見くびっている人にこそ見て欲しいと思うプログラムです。
あとはライヴでダッサイ空気の読めない合いの手とかしてる香具師も見ろ。
ヤッパリ本質はアイドル・松浦亜弥ではなく、歌い手・松浦亜弥を見ているんだなと再確認させられました。
地上波本放送はまだやってないのに再放送の予定とかは、キーワードの夢・音楽館参照のこと。
個人的には高音質なイメージのあるBS2がお薦め。