音楽のこと

ここ数年、流行りの歌を追うことが無くなった。一応、知っている事は知っているって程度で、世間でどんなに流行っていようが、自分に興味が無いものに食指を伸ばそうと云う気が起こらなくなっている。たぶん、一番大好きな歌手中澤裕子を聴くって云う大前提があるし、バンドで一番好きなのはBUGY CRAXONEで、ロックといえば、BUGYとそれ以外って云うのが正直なところ。前に好きだったラルクもB'zもここの所すっかり聴かなくなった。(その当時好きだった曲は今でも好きだけれど。)多分あの頃と嗜好が変わっているのだと思うし、ライヴハウスで見たBUGY CRAXONEの衝撃がとんでもなかったので、あれ以降霞んでしまったと言うのも大きいだろう。
こうやって考えていくと、嗜好から外れていってきているものには興味が無くなってきている実情、そのアーティストの顔であるシングル曲が好みから外れまくっている今のモーニング娘。はいくら紺野さんが居ようとも、音楽的に興味が持てない。やっぱり根本が歌手から入ったモノに関してはソコに興味が持てないと薄れていっているようだ。ライヴパフォーマンスが幾ら良くても、それを見に行けないのでは何にも伝わらないし、曲にノるにしても、自分の生理的リズムと合わないとやっぱり難しいと思う。娘。の今度出る曲はいまだに聴けていないのだが、評判を聞く限りでは私の肌には合いそうにない。このまま興味が薄れていくのは寂しいことだ。
Berryz工房の曲に関しては全てが自分の好みど真ん中ではないのだが、ストライクゾーンからボール一個は外れていないので安心して聴けている。声のバラつきなど色々有るが、それを補って余りある魅力がある。それは楽曲だったり、彼女たちの伸び代であったり色々なのだが、元々を歌手としてと云うより、ユニットとしての面白味が大きいのだと思う。それでも、楽曲に興味が無くなれば必然と冷めていくのは明白だ。
ハロプロ系にどっぷり浸かりだして以降、新規で開拓することが無かった中でBUGY CRAXONEだけは唯一つの例外で、それだけになりそうな所から唯一力ずくで、有無を言わせず引っ張りあげてくれる、すげー、イカしたバンドだ。5/5に下北でライヴがあるので行こうと思っている。その場で、いかに自分がこのバンドが好きなのかを再確認したいと思う。
一辺倒になることが悪いとは思わないけれど、それだけを至上として、それ以外を認められないようになるのは勿体無いと思うし、愚かしいとも思う。
ココのところ、ハロプロとは少し遠ざかっているのがいい機会かもしれない。もうちょっと色々聴いていた頃のように音楽の興味が行けばいいなと思う。