佐紀と雅が恋人だったら?
元ネタ雅と佐紀が恋人だったら?スレ番122、124
もうdat落ちしているので見れない人向けのコピペ
雅と佐紀が恋人だったら?
1:名無し募集中。。。 :2005/08/19(金) 21:25:54
どうなんだろ どっちが男役でどっちが女役?
122 :名無し募集中。。。 :2005/08/23(火) 15:08:18
腕の中で眠る佐紀ちゃんを見てふと思う。
もし私の恋人だったら…? どれほど幸せだろう?
眠っているとわかっているから呟く。
━佐紀ちゃんのことが…好きです━
124 :名無し募集中。。。 :2005/08/23(火) 16:09:58
大好きな人の腕の中で…寝られるわけないよ。
寝たらもったいないって思っちゃう… 好きだけど…伝えられない…気持ち。
臆病な自分…私の方が年上なのにね…
そんな時… 「佐紀ちゃんのことが…好きです」 ふと聞こえた声。
嬉しい…だけど…恥ずかしくて…だから寝たフリをしながら心の中で呟いた。
━私も大好きです━
- イントロダクション
前日入りしたツアー終盤、ライヴのリハも終わり
今回は珍しく郊外にある風情のある旅館の宿を取ることになった。
他に宿泊客もいなかったのでほぼ貸切状態だった。
高台にある旅館、メンバーのみんなには新鮮に映っただろう。
目の前には街が夕陽に照らされ、ポツポツと家に明かりがついていた。
今夜の夕食は庭でのバーベキューと、
スタッフの計らいで前々から千奈美が言っていた、
流しおーどんをやるということでテンションの上がるメンバー。
食事の時間まで間があったのでおのおの時間まで自由行動。
「佐紀ちゃん知らない?」 と茉麻に聞くと
「さっき部屋に行ったよ。なんか疲れたから部屋で休むって。ご飯になったら起こしてって。」
「ありがと。」
奥の角の部屋が佐紀と桃子の割り当てられた部屋
ドアを遠慮がちにノックして返事を待つ。しかし返事は無かった。
「佐紀ちゃん入るよ。」 ノブをゆっくり回して静かにドアを開けた。
入り口から布団の端が見えた。
寝てるのかと思ってそっと入ると、佐紀はうつ伏せになってヘッドフォンで曲を聞きながら足をパタパタしていた。
「なんだ起きてるじゃん、佐紀ちゃん」といって近づく。
気配を感じた佐紀は、不意の侵入者に激しく驚いた。
「! なんだミヤか〜、おどかさないでよ。」
「さっきノックもしたのに聞こえなかったの?」
「・・・うん。」
「なに聞いてるの?」といい、佐紀の隣で横になってヘッドフォンの片方を耳に当てた。
「さっきのリハ?」
「うん。もうちょっとでツアー終わりだからちゃんとやりたいし、気がゆるんできた感じがしたから。」
「だからさっきのリハあんなに一生懸命だったんだ。本番みたいだったから。」
「そう。だから今日は疲れちゃった。 ミヤ、何か用だったの?」
「大したことじゃないからまた今度でいいよ。」
「そお? 疲れたからちょっと寝るね。ご飯になったら起こし...て。」
と言うか言わないかの間に、夢の中に佐紀は堕ちていった。
あまりの寝つきの良さに驚いたが、リハの様子からしても、ギリギリまでやっていたのは理解していた。
「おやすみ佐紀ちゃん」
話す相手を失った雅は、さっきまで佐紀が聞いていたリハの様子の入ったMDを聞いた。
真剣な中に時々こだまするみんなの笑い声。
舞台監督、照明、音響、振り付けの先生、いろんな人の声も聞こえた。
いろんな人が彼女たちのステージのために一生懸命やってくれている。
そういう人達の期待に応えるためにも佐紀は必死にやっていた。
「んぅ・・・。」寝返りをつと雅の方に向かう形になった。そのはずみで顔に髪の毛がかかった。
静かに寝息をたたえるその度に、艶々した黒髪が揺れる。
軽く髪の毛をかき上げる雅。そのとき佐紀が微笑んだ気がした。
いつも感じていた。
色々つらいこともあると思うけど、そういうところを見せない佐紀を尊敬をしていたけれど、少し寂しく雅は感じていた。
眠る佐紀ちゃんの頬をなで ふと思う
もっといろんな事を話して欲しい もっと佐紀ちゃんの力になりたい もっと傍にいたいの でも ちっとも言ってくれないね ミヤじゃ力になれないのかな?
眠っているとわかっているから呟く。
━佐紀ちゃんのことが…好きです━